2009.07.08

書籍『コーヒー「こつ」の科学』挿絵

090703_coffee_cover


 コーヒーのこと、本当に知っていますか?

「ドリップは"の"の字に注ぐべし」とか
「深煎り豆ほどカフェインが少ない」など、
とかくコーヒーには蘊蓄がつきもの。
でも、それって本当なのでしょうか?

本書はそうした根拠があいまいなコーヒー論に
科学の視点で軽快に斬りこみます。

これまで疑問に思っていたことの答えがきっとみつかるはずです。
コーヒーを語るうえで欠かせない基礎知識や
用語の意味ももれなく盛り込みました。

コーヒー愛好家、プロは必読です。


   ***


科学といっても難しく考える必要はありません。

身近な疑問に著者が答えるQ&Aスタイルで、
全87の素朴な疑問に科学をからめ、わかりやすく説明します。

たとえば、

◎コーヒーの果実はどんな工程を経て一杯のコーヒーになるのですか?

◎コーヒー生豆はどんな成分で構成されていますか?

◎コーヒー豆を挽く目的は何ですか? 
 粉の大きさの種類の種類と主な用途を教えてください。

◎異なる種類のコーヒー豆を混ぜるブレンドの目的は何ですか?

◎コーヒーの賞味期限はどのように設定されていますか?

◎誰がどんな形でコーヒーの生産に携わっていますか?

ユーモラスなイラストを多数添え、身近にある科学に焦点を当てています。
プロでもアマチュアでも、誰が読んでも楽しめる内容です。

(柴田書店HPより)

   ***

以下はイラストサンプルです。

Q32より、サイフォンの抽出の仕組みと淹れ方のこつ。

「サイフォンは装置も手順も複雑そうですねえ。
 これは目の前でいれてもらわないと描けないです」

なんて言いまして、サイフォンのある喫茶店で
一部始終をじっくり観察したのが下の図です。

好奇心丸出しで観察しました。

090703_coffee1


コーヒーの抽出方法はサイフォンにかぎらず、
水出し、ペーパードリップ、ネルドリップ、
コーヒーメーカー、エスプレッソ、、、いろいろあります。

どれも、コーヒーをおいしく飲もうという発想から
考え出された方法なので、コレが一番である、という
ようなことは本書では謳っていません。

ペーパードリップひとつとっても、
ドリッパーの穴がひとつだけのものや、みっつもあるもの、
ふたつというのもあり、器具の機能を図説した上で
それぞれに適した抽出方法を説明しています。

どの器具にもおいしく淹れる「こつ」があるのです。

というわけで、
Q33より、コーヒーメーカーの使い方のこつの図をご紹介しましょう。

090703_coffee3

保温が長そうなコーヒーはたしかに酸っぱい。

コーヒーが酸っぱくなるのは「キナ酸」が働くから
とのことですが、くわしくは、どうか本書で。


抽出方法ばかりでなく、焙煎も科学的に説明しています。
では、Q58より、「焙煎期の中で豆はどのように熱せられていく?」です。


090703_coffee2


そのほか、産地の話、コーヒー豆の話、多岐にわたります。

本書の構成です。

1 コーヒーを知るための基礎知識
2 コーヒーの成分を知る
3 おいしいコーヒーを淹れるために 
  ---買い方、抽出方法、挽き方、保存方法
4 コーヒーの加工を知る
  ---生豆の扱い方、焙煎、ブレンド、包装
5 もっとコーヒーを知りたい人のために
  ---栽培、精選、流通、品種


〈著者紹介〉
石脇 智広

1969年鹿児島生まれ。
博士(工学)。全日本コーヒー検定委員会コーヒー鑑定士講師。

東京大学大学院工学系研究科修了後、
1999年、関西アライドコーヒーロースターズ(株)に入社し、
各製造工程、品質管理、研究開発を担当。

2001年より石光商事(株)研究開発室室長として、
栽培から抽出に至る全工程を対象に
コーヒーの科学に取り組んでいる。


--------------

 『コーヒー「こつ」の科学』
→amazonへ →柴田書店HP内

  著         石脇智広
  ブックデザイン   文京図案室
  イラストレーション 川口澄子

  発行所 柴田書店 
  発行日 2008年9月
  定価  1800円(税別)

……………………………………………………………………………………

作品一覧

◎作品帖/ウェブ挿絵
 『web日本語』連載エッセイ「訳せない・訳したくない古典」挿絵
 文_大塚ひかり、2007年4月3日〜

第30回「泣く男」


◎作品帖/商品パッケージ

サントリー烏龍茶 2L
梅酒にしませんか。


◎作品帖/新聞挿絵
 『日経 PLUS1』連載コラム「味のツボ」挿絵 
 文_ウー・ウェン、2008年5月3日〜2009年1月31日

第1回「餃子」
第2回「野菜のいため物」
第3回「黒酢の力」
第4回「トウバンジャンの底力」
第5回「夏バテ解消にトウガン」
第6回「北京のジャージャー麺」
第7回「形も様々 春雨」
第8回「クリ」 
第9回「秋の味覚 きのこ」
第10回「中国のスープ」
第11回「麻婆豆腐」
第12回「中国の豆腐料理」
第13回「白菜」
第14回「黒豆」
第15回「もちギョーザ」
第16回「おかゆ」


◎作品帖/書籍挿絵

『コーヒー「こつ」の科学』石脇智広/著
『落語こてんパン』柳家喬太郎/著
『とっぴんぱらりのぷぅ』田中芳樹/著
『薬膳レシピ 12か月』幸井俊高、幸井由紀子/著
ウー・ウェンクッキングサロン読本1 小麦粉料理
 『どうしてもわからなかった おいしさのひみつ』

ウー・ウェンクッキングサロン読本2 季節の家常菜
 『ウー・ウェンのおいしい野菜 四季の味』

『最後の授業 ぼくの命があるうちに』
  ランディ・パウシュ+ジェフリー・ザスロー/著、矢羽野薫/訳

『禅のいろは』玄侑宗久/著


◎作品帖/著書

旧暦カレンダー『新旧 暦くらべ』2009年版
共著書『七十二候美味禮讚』 食いしん坊の料理人と画工の歳時記
『東洋見聞録 医の巻』


◎作品帖/雑誌挿絵

『pen』2009年7月1日号「神社とは何か? お寺とは何か?」特集記事挿絵
『和楽』2009年5月号〜連載「名医探訪」挿絵
情報誌『any』表紙 第67号
連載『いのちの養生法』(『清流』)第1回
ムック『大久保信子さんの着付けのヒミツ』
連載『絵伝の果て』(『別册文藝春秋』)第1回 第2回
連載『えんぎもの」(『七緒』) 第5回茶柱
連載『禅のいろは」(『文蔵』) 第20回 第21回 第22回 第23回 第24回
「下駄と浅草地図」(「家庭画報特選 KIE」2008年夏号)
「茶巾のたたみ方」(「家庭画報特選 KIE」2008年春号
「こけし系統図」(『BRUTUS』 2007年7月17日発売号)


……………………………………………………………………………………

2009.06.25

お知らせ

      Logo_suitosha

         < 独立のご案内 >
   
初夏の候、お健やかにお過ごしのことと、お慶び申しあげます。

さて、私こと、
この度10年にわたり在籍いたしました文京図案室を円満に退職し、
私個人でアトリエを構えるはこびとなりました。
常日頃、本ブログをご覧くださっている皆様に
あらためて心よりお礼申しあげます。

アトリエは、「水登舎(すいとうしゃ)」という屋号にて
平成21年5月5日より開業いたしました。
屋号の「水登舎」は、16年来公私ともにお世話になっている
ブックデザイナーの守先正様、コピーライターの伊藤みゆき様ご夫妻に
授けていただきました。

何色にも染まっていない、澄んだ水が入っている「水筒」にもかけて、
澄子の「澄」をヘンとツクリにわけた名前とのこと、
この名に恥じないお仕事を紡いでゆきたいと思います。

独立に際し、これまで「文京図案室画報」内に公開していた作品見本ページを
新たに「ひょうたん画報」へ移行いたしました。

http://homepage3.nifty.com/suito-sha/

これまで同様、「ひょうたん画報」は作品見本帖として運営し、
あたらしい情報はブログで公開してまいります。

まだ独立して間もなく、至らないところもたくさんあるかと思いますが、
挿絵、イラストルポ、図解、著作など、少しでも、これまで以上に
質のよいものをお届けできるよう尽力いたしますので、
今後ともよろしくお願い申しあげます。


平成21年6月25日

水登舎
川口澄子

2009.06.19

『pen』2009年7月1日号 神社・お寺特集記事 挿絵

『pen』2009年7月1日号(発売日:6月15日)
「日本文化の源流を訪ねて
 神社とは何か? お寺とは何か?」特集記事 挿絵

090619pen090701_b1_2

▲P.79 記事〈仏教を生み出した、”ブッダ”の生涯とは?〉挿絵

       *

 古来から日本人は、「神道」と「仏教」の
 2つの宗教とともにあった。
 まったく異なる宗教にもかかわらず、
 「神社」と「お寺」は共存し続けてきた。

 信心深さを失ったはずの現代の日本人が、
 神域に身を置くと感じる癒しの空気──。
 いま、われわれにとって神社とお寺とは何なのか?
 神話や釈迦の教えから、それぞれの歴史と系譜、
 訪れるべき神社と仏閣まで、
 いまこそ知りたい、神社とお寺の魅力が
 たっぷり詰まった完全保存版です。
 (pen オフィシャルサイトより)

       *

記事〈我々のルーツを映す、「神話」の世界観。〉挿絵

090619pen090701_j1_3

▲P.70-71〈斎庭の稲穂〉挿絵

090619pen090701_j2_3


▲P.72-73〈イザナギとイザナミ〉挿絵

090619pen090701_j3_3


▲P.74〈天岩戸〉、P.75〈ヤマタノオロチ〉挿絵

090619pen090701_j4_3


▲P.76〈オオクニヌシ〉挿絵

       *

『pen』
7月15日号 (発売日:6月15日)
定価600円(税込)
発行/阪急コミュニケーションズ

090618pencover090701_2

表紙画/杉田尚美
……………………………………………………………………………………

2009.06.13

ウェブ連載『訳せない・訳したくない古典のことば』第30回挿絵

090613yakusenai30

 「web日本語」連載エッセイ
文_大塚ひかり
『訳せない・訳したくない古典のことば』

2006年4月3日からはじまった古典エッセイ。
2コマの動画になるように挿絵を描いています(たまに1コマ)。
第30回のテーマは「泣く男」。侍姿はどちらも柳生十兵衛です。

本編エッセイはこちらからどうぞ。

「web日本語」とは、読者と小学館国語辞典編集部とでつくる、
日本語を楽しむための、小学館のサイトです。

連載はほかにも
 吉田戦車『日本語を使う日々』
 アーサー・ビナード『日本語ハラゴナシ』
 篠崎 晃一『共通な方言 あなたは方言に気づいてない?」

日本語ウンチク審議会という日本語クイズページもあります。

過去の挿絵より:
2007年2月1日付け 第11回「みちのく」
090613yakusenai11

2007年7月1日付け 第15回「男時(をどき)・女時(めどき)」
090613yakusenai16

2008年4月1日付け 第25回「ほがらほがら」
090613yakusenai25


……………………………………………………………………………………

2009.06.03

『和楽』2009年5月号〜連載「名医探訪」挿絵

090603_02vivi_1_5
(撮影/浅野剛)

『和楽』2009年5月号からはじまった連載、
〈美と健康を"予防”で保つ「検診」の「名医探訪」〉にて
挿絵を担当しています。

レポートは、女性医療ジャーナリストの増田美加さん。

6月号では、「女性のための生涯医療センター ViVi」所長、
産婦人科医の小田瑞恵医師を訪ね、子宮がん検診をレポート。


090603_02vivi_2_3

▲画像をクリックするとすこし大きい画像が出ます

レポートは毎回4ページにわたります。
6月号は最新の「歯」の検診をレポートします。

『和楽』
 定価 1300円(税込)
 発行 小学館

 ※通信販売のみでしたが、
  5月号より書店などにて購入できるようになりました。

……………………………………………………………………………………

2009.04.13

「川口澄子」の作品通販@望雲

090413_bouun


福岡のギャラリー「望雲」のHPに
「川口澄子」のコーナーができました!

こちらです。望雲 お買い物


090413_bouun_okaimono

取り扱い作品は次のとおりです(2009年4月13日現在)。
今後の刊行物の中からも取り扱いが増えていく予定です。

◎カレンダー
『新旧暦くらべ2009』
 
◎絵はがき『東洋見聞録 医の巻』シリーズ 全9種

◎著書
・『旧暦ライフ温故知新』
・『東洋見聞録 医の巻』 

◎共著書 『七十二候美味禮讚』
 
◎書籍(挿絵担当)
・『仏像のひみつ』 
・『続 仏像のひみつ』
・『どうしてもわからなかった おいしさのひみつ』
  ウー・ウェンクッキングサロン読本1 小麦粉料理
・『ウー・ウェンのおいしい野菜 四季の味』
  ウー・ウェンクッキングサロン読本2 季節の家常菜(おかず)

◎版画(シルクスクリーン)
歳時記シリーズ(『旧暦ライフ温故知新』より)
・〈喫茶〉(より)
・〈粽(ちまき)〉

薬草シリーズ(『東洋見聞録医の巻』より)
・〈シャクヤク〉
・〈ハス〉
・〈ケイガイ〉
・〈ウラルカンゾウ〉

……………………………………………………………………………………


2009.04.07

書籍『落語こてんパン』挿絵

090329_rakugo


人気の落語家・柳家喬太郎による、新しい古典落語案内! 
あらすじ紹介や解説はもちろん、
演じる立場からみた作品論などのエピソードも満載です。

  ポプラ社ホームページ 落語こてんパン より

   *

落語をはじめて生で聴いたのは
柳家喬太郎さんのお師匠さん、
柳家さん喬後援会の方の誘いで出かけた
柳家さん喬一門会でした。

まだそのころ喬太郎さんは真打ちになられる前。
喬太郎さんの創作落語でおなかをかかえて笑い、
さん喬さんの人情噺で号泣。

落語っておもしろいなあと思うきっかけを
作ってくれた方の初めての本に
縁あってイラストを添えることになり、偶然なんですけど、
こういう巡り合わせってあるんだなあとうれしくなりました。

その後、CDや寄席でほかの噺家の落語を聴きはじめ、
生で落語を聴く楽しみを覚えた頃、
ちょうどNHKの連続テレビ小説で
『ちりとてちん』が放映されました。

2007年10月からの放映でした。

落語と塗箸が核となった、伝統の継承をテーマにした物語です。
DVDを買うほどハマってしまいました。

落語にくわしいわけではありませんが、
落語の飄々としたかんじがたまらなく好きです。

『落語こてんパン』では、
まだ聴いたことのない噺がたくさん載っていましたが、
喬太郎さんのエッセイと資料を読み込み、
絵を見てオチがバレてしまうことがないように
デザイナーさんと編集者さんと相談しながら、
タイトルカットをこしらました。

エッセイが全部で53編、カットも53点。

一部をご覧に入れます。


090329_rakugo3_3

「まんじゅうこわい 」より


090329_rakugo2_2


「粗忽の使者」より

090329_rakugo1_3


「按摩の炬燵」より

090329_rakugo5_2

「ちりとてちん」より

090329_rakugo4_2

「愛宕山 」より

090329_rakugo6_2

「時そば」より


おあとは『落語こてんパン』をお買い求めの上
お楽しみ下さい〜。


--------------

 『落語こてんパン』→amazonへ

  著         柳家喬太郎
  ブックデザイン   守先正
  イラストレーション 川口澄子

  発行所 ポプラ社 
  発行日 2009年4月
  定価  1575円(税込)

……………………………………………………………………………………

2009.03.27

情報誌『any』67号 表紙画

090320_any_67

財団法人山口市文化振興財団が
年4回発行している情報誌『any』の表紙画です。

財団は、山口情報芸術センター(YCAM)、
山口市民会館、中原中也記念館を運営している団体です。

67号の表紙画モチーフは、
珍しいキノコ舞踊団+plaplax による
パフォーマンス「The Rainy Table」。

開館5周年記念事業として
2009年2月28日と3月1日に行われた公演です。
(3月19〜22日に東京世田谷のシアタートラムでも上演されました)

「珍しいキノコ舞踊団」は
コンテンポラリー・ダンスカンパニー。

plaplax(プラプラックス)は
近森 基、久納鏡子、筧 康明を
メンバーとするアートユニット。

「The Rainy Table」は、
この2組がYCAMに滞在して制作した作品です。

→公式サイト「The Rainy Table」

   * 

山口市民会館では、2009年6月29日に
鴻上尚史と堤幸彦による共同作品
舞台「僕たちの好きだった革命」が上演されます。
(出演:中村雅俊、片瀬那奈、塩谷 瞬、
 森田彩華、GAKU-MC ほか)

次号68号のイラストはこの
『僕たちの好きだった革命』がモチーフです。


----

『any』
発行:財団法人山口市文化振興財団
アートディレクションおよびデザイン:野村勝久(野村デザイン制作室

   * 

『any』は下記で無料配布されています。

配布場所
山口情報芸術センター、山口市民会館、中原中也記念館、
山口市役所受付、市内公民館、県内の公共文化施設 ほか
(友の会any会員の方には最新号が毎回ご自宅に郵送されます)


……………………………………………………………………………………

2009.03.19

薄餅 蒸し鶏

090306_chunbing

薄餅

蒸し鶏 きゅうりの千切り 白髪葱 甜麺醤

鶏スープ
 白きくらげ、もやし、春雨


   *

薄餅(バァオビン)は北京ダックを巻いて食べるときの、
小麦粉でできた、クレープ状のもの。
蓮の葉っぱみたいなので荷葉餅とも言います。

薄力粉と強力粉と水と油とフライパンで
おうちで作れます。作れちゃうのです。

粉モン好きにはたまりません。


作り方は
『ウー・ウェンの北京小麦粉料理 』
『どうしてもわからなかった おいしさのひみつ』
「春餅(チュンピン)」の項を参照しました。

『ウー・ウェンの北京小麦粉料理 』は
レシピと
作り方の工程(くわしい写真がいっぱい)が載っています。

『どうしてもわからなかった おいしさのひみつ』は
上記のレシピに準じて作られており、
北京の小麦粉料理について食文化エッセイと共に
失敗しないためのコツが図解で載っています。

備えあれば憂いなし。

……………………………………………………………………………………

2009.03.15

いちご

090306_caomei1

あまおう

「あ」かい
「ま」るい
「お」おきい
「う」まい

の頭文字をとって名づけられた、福岡産のいちごの品種。

「甘い王女」かと思っていました。。。


ボウルに張った水でそっと濯ぎ、
濱中月村さんの瓢箪皿に盛る。

あっという間に食べてしまうのだけれど
濯ぎ、盛るのもいちごを食べる楽しみのひとつ。


090306_caomei3

2009.03.09

書籍『とっぴんぱらりのぷう』挿絵

090307toppin

 ベストセラー作家・田中芳樹が少年時代に夢中になった本は……。
 ユニークな本の読み解き方が満載! 
 物語への情熱を共有する作家仲間との対談も必読。
 本への愛がたっぷりつまった愉快なブックガイド。
 柳広司氏・藤田和日郎氏・久美沙織氏との対談も収録!

 (光文社サイトより)

 常に読み手をワクワクさせてくれる物語を
 発表しつづけている作家・田中芳樹さんは、
 書くのも大好きだけど、本を読むのはもっと好き!

 そんな田中さんが、少年時代に夢中になった
 本について語りつくします。

 著者ならではのユニークな読み解き方が満載で、
 「古典」がぐんと身近に感じられるはず。
 小説ってこんなに自由に読んでもいいんだ!

 物語への情熱を共有できる作家仲間との対談も必読。
 本への愛がたっぷりつまった愉快なブックガイド。
(カバー袖より)

読書と物語を愛してやまない田中芳樹さんを
キャラクター化して描きました。

090307toppin2


いろんな状況で本を読んでいる田中さん。
(画像をクリックすると
 すこし大きめの画像でご覧いただけます)


090307toppin3_2

本文項目トビラごとに。

090307toppin4

表4(ウラ)の帯に。

本の中のいたるところで耽読しておられます。
どうぞ読書の合間にくまなくお探しください。

          *

田中芳樹(たなか・よしき)さんプロフィール(カバー袖より)
1952年、熊本県生まれ。

1978年『緑の草原に……』で、雑誌《幻影城》の
新人賞を受賞してデビュー。その後、次々に壮大な
スケールの長編シリーズ作品を発表しつづけている。

王太子アルスラーンと個性豊かな勇将たちが繰り広げる
歴史ファンタジーシリーズ『アルスラーン戦記』、
銀河系を舞台にラインハルトとヤンがそれぞれ率いる
二大政治勢力の攻防を描くスペースオペラ『銀河英雄伝説』、
現代のパラレルワールドで竜王の血を引く四兄弟が
人界や天界の悪と戦う『創竜伝』などは、
長年にわたって読者を魅了し、
3世代にもわたるファンもいるほど。

また、『奔流』『纐纈城綺譚』『岳飛伝』(編訳)など、
中国を舞台にした作品も多数ある。

大学生の耕平とキュートな少女、来夢が活躍する『春の魔術』など
ゴシック・ホラー4部作も世代を問わず人気がある。

2006年には『ラインの虜囚』で、
子どもたち自身が審査員になって選ぶ、
うつのみやこども賞を受賞した。

近刊に、『月蝕島の魔物』『アルスラーン戦記13 蛇王再臨』など。

公式ホームページ http://www.wrightstaff.co.jp/


--------------

 『とっぴんぱらりのぷぅ』→amazonへ
  著         田中芳樹 
  ブックデザイン   守先 正
  イラストレーション 川口澄子

  発行所 光文社 
  発行日 2009年1月21日
  定価  1680円(税込)

……………………………………………………………………………………

2009.02.26

『味のツボ』第16回挿絵

090220_nikkei_wu16

『日経 PLUS1』
「おかゆ」第16回
「火加減と時間を大切に」  
 文_ウー・ウェン


おかゆは、中国人の主食のひとつだそうです。

「特に北方の地域ではおかずと一緒に食べるので
 調味料で味付けをしません。
 日本より薄めなので、おかゆを食べるとは言わず、
 飲むと表現します。」
(記事より転載)


中国語で、飲むは「喝」と書きます。
「喝粥」で粥を食べる、粥をすするの意になります。

北京に行ったとき、ホテルの朝食でおかゆがあったのですが
味付けされていないので、塩味のきいたつけあわせを
すこしずつ数多く楽しむことができました。

 ザーサイ 
 油条(木地の軽い揚げパンのようなもの)
 漬け物
 腐乳(麹をつけ、塩水中で発酵させた豆腐)
 鹹蛋(シェンタン。食塩水に卵を殻ごと漬けたアヒルの卵。塩卵)
 皮蛋(ビータン。アルカリ物質と食塩、水の混合液に殻ごと漬けて、
    もみがら入り黄土で熟成させたアヒルの卵) 


鹹蛋のレシピ掲載本

『北京のおいしいおかゆ』
(高橋書店、2000年刊、ウー・ウェン著)

北京ではアヒルの卵で作られるそうですが、
日本では生の物はなかなか売られていないため、
鶏卵で作るレシピが117ページに掲載されています。

この本では、ベーシックな作り方のほか、
春夏秋冬季節に合わせたおかゆ、
民間食療のおかゆ、おかゆに合うおかず、
おかゆの付け合わせトッピング、うつわとれんげなど
北京的粥事情も紹介されています。

ベーシックなおかゆだけでも、
白米、玄米、あわ、紫米、大麦、コーン、あずき、はとむぎ…

春には花豆のおかゆや豆乳のおかゆ、
夏には緑豆のおかゆや茶がゆ、といったように季節に合う食物と、
民間食療としては、お肌のためにはとむぎとあずきのおかゆや、
感冒に梨のおかゆ、胃にじゃがいものおかゆ、といったラインナップ。

副題は「やさしく作れて体に優しいおかゆレシピ」。

「水と火の力でゆっくりとおかゆを炊くと、
 その穀物のほんとうの持ち味を味わうことができて、
 なにかゆったりした心持ちになるような気がします。」
(カバー袖の文より)


『ゆでておく 漬けておく 揚げておく 炒めておく』
こちらも、鶏卵の塩卵が紹介されていますが、
スパイス入りのレシピです。

塩ではなく、発酵茶と醤油で漬ける茶葉卵も有り。
さらに、これらの加工卵を使った料理も4品ずつ紹介されています。
塩卵チャーハンとか、ベーコンと茶葉卵のサンドイッチとか。

楽しみ方は、おかゆだけに非ず。

この本の表紙は、茶葉卵の写真です。

塩卵  30ページ
茶葉卵 36ページに掲載

(地球丸、2005年刊、ウー・ウェン著)

          *

このイラストは、2009年1月31日付に掲載されました
(連載「味のツボ」はこの回をもって終了いたしました)。

ウー先生の実際の記事は
日経プラス1に掲載された記事でお楽しみください。


※『日経 PLUS1』は、生活に役立つ情報を掲載した
毎週土曜日付けの別刷りの新聞です。
 
……………………………………………………………………………………

2009.02.23

書籍『薬膳レシピ 12か月』挿絵

090223yakuzen1


『薬膳レシピ 12か月』―健康でありたいシニア夫婦のために

漢方を処方していただいたのがご縁となり、
拙著『東洋見聞録 医の巻』を監修していただいた、
幸井俊高先生と奥様の由紀子さんが、
薬膳をもとに旬の食材で健康的な食事を紹介する本を
出版されました。

本書は『NHK食彩浪漫』で2006年4月から2008年3月に
連載されたものを再編集。

カバーイラストの鶴と亀の
のほほんとした幸せな掛け合いは、
幸井先生ご夫妻をモデルにして描きました。

     *

 毎日の食事に気を遣うことは、
 健康でありたいシニア夫婦にとって、
 大きな課題です。

 本書では「2月は血行を改善する」など、
 各月の食養生ポイントを示し、
 その月に食べたい食材と理由について、
 薬膳理論を交えて説明し、手軽な料理を紹介します。
 (日本放送出版協会サイトより)

     *

 幸井俊高先生プロフィール

 東京大学薬学部卒業。北京中医薬大学卒業。
 ジョージ・ワシントン大学経営大学院修了。
 1998年、中国政府より中医師の認定を受け、
 日本人として18人目の中医師となる。
 現在、帝国ホテル内「薬石花房 幸福薬局」代表。
 趣味は合気道、謡曲、盆栽、築地散策、山歩きなど。
 (薬石花房 幸福薬局サイトより)


--------------

『薬膳レシピ 12か月』

 幸井俊高、幸井由紀子 著
 坂本波男 アートディレクション
 佐藤裕佳(アクシャルデザイン) デザイン
 川口澄子 表紙イラスト
 日本放送出版協会 発行
 →■版元のサイトへ
 →■amazonへ
 2008年12月16日 発売
 1,575円 (本体1,500円+税)

……………………………………………………………………………………

『味のツボ』第15回挿絵

090220_nikkei_wu15


『日経 PLUS1』
「もちギョーザ」第15回
「鍋物の締め、お茶請けに」  
 文_ウー・ウェン

もちギョーザは、市販の餃子の皮に
切り餅を入れて包み、鍋物の締めに入れたり、
油で揚げてお茶請けに、という料理。

食べ過ぎ注意のおいしさです。

「お餅の揚げ餃子」レシピは
『ウー・ウェンの小麦粉料理の楽しい家宴(おもてなし)』
(集英社、2008年刊)92ページに載っています。


『ウー・ウェンの小麦粉料理の楽しい家宴(おもてなし)』

手作りの餃子・焼餅・シュウマイ・花巻・麺…

人をお招きする日は、小麦粉メニューのある献立でもてなしましょう!
ウー・ウェン直伝のこねこね小麦粉で、
あなたの人気はぐ~んとアップします!

レシピ51品。
(書籍帯より)

          *

このイラストは、2009年1月17日付に掲載されました
(リレー連載「味のツボ」は1月末に終了いたしました)。

ウー先生の実際の記事は
日経プラス1に掲載された記事でお楽しみください。


※『日経 PLUS1』は、生活に役立つ情報を掲載した
毎週土曜日付けの別刷りの新聞です。
 
……………………………………………………………………………………

«『味のツボ』第14回挿絵