書籍『コーヒー「こつ」の科学』挿絵

コーヒーのこと、本当に知っていますか?
「ドリップは"の"の字に注ぐべし」とか
「深煎り豆ほどカフェインが少ない」など、
とかくコーヒーには蘊蓄がつきもの。
でも、それって本当なのでしょうか?
本書はそうした根拠があいまいなコーヒー論に
科学の視点で軽快に斬りこみます。
これまで疑問に思っていたことの答えがきっとみつかるはずです。
コーヒーを語るうえで欠かせない基礎知識や
用語の意味ももれなく盛り込みました。
コーヒー愛好家、プロは必読です。
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科学といっても難しく考える必要はありません。
身近な疑問に著者が答えるQ&Aスタイルで、
全87の素朴な疑問に科学をからめ、わかりやすく説明します。
たとえば、
◎コーヒーの果実はどんな工程を経て一杯のコーヒーになるのですか?
◎コーヒー生豆はどんな成分で構成されていますか?
◎コーヒー豆を挽く目的は何ですか?
粉の大きさの種類の種類と主な用途を教えてください。
◎異なる種類のコーヒー豆を混ぜるブレンドの目的は何ですか?
◎コーヒーの賞味期限はどのように設定されていますか?
◎誰がどんな形でコーヒーの生産に携わっていますか?
ユーモラスなイラストを多数添え、身近にある科学に焦点を当てています。
プロでもアマチュアでも、誰が読んでも楽しめる内容です。
(柴田書店HPより)
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以下はイラストサンプルです。
Q32より、サイフォンの抽出の仕組みと淹れ方のこつ。
「サイフォンは装置も手順も複雑そうですねえ。
これは目の前でいれてもらわないと描けないです」
なんて言いまして、サイフォンのある喫茶店で
一部始終をじっくり観察したのが下の図です。
好奇心丸出しで観察しました。

コーヒーの抽出方法はサイフォンにかぎらず、
水出し、ペーパードリップ、ネルドリップ、
コーヒーメーカー、エスプレッソ、、、いろいろあります。
どれも、コーヒーをおいしく飲もうという発想から
考え出された方法なので、コレが一番である、という
ようなことは本書では謳っていません。
ペーパードリップひとつとっても、
ドリッパーの穴がひとつだけのものや、みっつもあるもの、
ふたつというのもあり、器具の機能を図説した上で
それぞれに適した抽出方法を説明しています。
どの器具にもおいしく淹れる「こつ」があるのです。
というわけで、
Q33より、コーヒーメーカーの使い方のこつの図をご紹介しましょう。

保温が長そうなコーヒーはたしかに酸っぱい。
コーヒーが酸っぱくなるのは「キナ酸」が働くから
とのことですが、くわしくは、どうか本書で。
抽出方法ばかりでなく、焙煎も科学的に説明しています。
では、Q58より、「焙煎期の中で豆はどのように熱せられていく?」です。

そのほか、産地の話、コーヒー豆の話、多岐にわたります。
本書の構成です。
1 コーヒーを知るための基礎知識
2 コーヒーの成分を知る
3 おいしいコーヒーを淹れるために
---買い方、抽出方法、挽き方、保存方法
4 コーヒーの加工を知る
---生豆の扱い方、焙煎、ブレンド、包装
5 もっとコーヒーを知りたい人のために
---栽培、精選、流通、品種
〈著者紹介〉
石脇 智広
1969年鹿児島生まれ。
博士(工学)。全日本コーヒー検定委員会コーヒー鑑定士講師。
東京大学大学院工学系研究科修了後、
1999年、関西アライドコーヒーロースターズ(株)に入社し、
各製造工程、品質管理、研究開発を担当。
2001年より石光商事(株)研究開発室室長として、
栽培から抽出に至る全工程を対象に
コーヒーの科学に取り組んでいる。
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『コーヒー「こつ」の科学』
→amazonへ →柴田書店HP内
著 石脇智広
ブックデザイン 文京図案室
イラストレーション 川口澄子
発行所 柴田書店
発行日 2008年9月
定価 1800円(税別)
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