『味のツボ』第7回挿絵
『日経 PLUS1』
「味のツボ」第7回
「形も様々 春雨」 ゆですぎ禁物 2分目安
文_ウー・ウェン
糸のように細い春雨(はるさめ)、
中国では「粉絲(フェンスー)」と呼ばれます。
絲とは糸のように細いの意で、
生糸、絹糸の意味もあります。
喜多郎の楽曲に「絲綢之路」がありますが、
シルクロードの意ですし、
青椒肉絲(チンジャオロースー)は
糸のように細切りした肉とピーマンが炒めてある料理です。
「青椒」はピーマンのこと。
あ、春雨のことでしたね。
中国の春雨は糸状のほかに、
薄い板状のもの、
きしめんのような平らな麺状のものが
あるそうです。
薄い板状のは「粉皮(フェンピー)」、
平らな麺状のは「粉条(フェンティアオ)」。
条は細長いものの意。
細長いものを数えるときにも使われます。
「条」の意味を知ったとき、
京都の一直線にのびた道を思い出しました。
京都には東西に走る大きな道が九つあって、
一条からはじまり、九条まであります。京都は
なんといっても唐の都、長安にならって作られた都ですから。
あ、春雨でしたね。
どの形状でもいずれも、中国での呼び名は
「食材(=粉)」+「形状(=絲)」です。
中国語の食材名はズバリ見たまま!って名付け方が多いです。
キノコは「食用菌」。
キノコのおいしい秋がやってきましたねえ。
あ、春雨でしたね。
以上は新聞の掲載記事本文とはまったく関係がございません。
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2008年9月6日付に掲載。
次回第7回は2008年9月27日に掲載されます。
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